【品質評論3】緊急確保2件目の薪/ ★★★★★  星5つ

【品質評論3】緊急確保2件目の薪/ ★★★★★  星5つ

初年度ということもあり、薪の確保はほぼ購入で賄う状況になりました。
その際にかかった費用、勉強代として考えるべきか、販売スタイルごとやそこで提供される内容について値ごろ感などに関わる体験からあくまで個人的価値観や見解に基づいて評価してみました。

前談はこちら↓
高くついた光熱費(薪代)初年度だし、品質に関する無知も含め勉強代と理解するべきか」参照

[緊急確保2件目]

ケース:二年乾燥広葉樹薪 軽トラ一杯 12,000円(レンタル)で引き取り

評価:★★★★★  星5つ

前回の記事(「【品質評論2】緊急確保1件目の薪/ ★☆☆☆☆  星1つ」参照)で、緊急確保が必要になったのにも関わらず、目的であった完全乾燥した薪を手に入れることができませんでした。なので、まだ確保が必要なため、もう一件探します。

ネット等での情報だと、どうしても送料が気になるし、時間もかかります。12月末なので、毎日結構寒いので早く欲しいため「取りに来てくれれば提供」という系の触れ込みを探していると、2つほど隣町に提供者が見つかりました。

ここは個人で使う分の薪をある程度確保した上で、余分を人に販売するタイプの人でした。

連絡を取り、取りに行く日程を速攻で決めました。

引き取りは前回自家用車で玉切りを取りに行った時に、木の皮の剥がれ具合もぼろぼろするような状態でもあって、結構車内が汚れました。一応その時は袋をくれたんですが、それに入れるのが面倒だったので、直接積んだので当然といえば当然ですが。。

持ち帰って木を車から出し荷台を綺麗に掃除したつもりでも、割った薪から出てくる大量の虫やらが気になってしょうがなく、綺麗になったのか?みたいな意識がとれなかったもので、今回は軽トラを借りていくことにしました。

近所のガソリンスタンドで貸し出してる軽トラを「まあ2、3時間で行けるでしょ」と借りました。半日で5000円ほどかかりました。

普段はサラリーマン、だけど羨ましすぎる環境

2つくらいICを超えて高速を走り、取りに行った先のオタクに着きます。
お宅というか、家からは離れた畑の中にある広ーい薪置き場&倉庫という場所に連れられていきます。

今回の方は普段はお勤めをしていて、休日にこの倉庫へ来て薪割ったり楽しんでいるケースの方でした。

実家が持ってる土地だったが、もうやらなくなった畑を埋め立て、倉庫を建てた、自分でつくった、と言っていましたが、にしてはあまりにしっかりと巨大な規模のした屋根付き薪置き場の横に、DIY男子なら憧れてしょうがない、さまざまな工具や設備(クレーンのようなものまで)あって、車をいじったりできるくらい広い空間を備えた倉庫というかガレージというか、羨ましい限りでした。

しかも倉庫の外には大量の原木。まさに山で倒した木を持って来て山積み状態。薪屋でもやっているのか?と聴きたくなるくらいの保管量と在庫に舌を巻く状態でした。

山のように積んである大量の原木は、お父さんが土建屋で、山の工事などの際に伐採した木を息子のところに捨ててやってくれという風なことをお願いできるルートがあるとか。ここもまた特殊なお宅でしたね。。

山積みされた倒木

でも最近は山で出たそういう処理に困る木(我々薪ストーブユーザーは喉から手が出るほど欲しいですが。。。)を、電話一本でダンプで回収にいき、バイオマスの燃料にするべく持っていく業者なども多いそうで、「お互い薪集めは大変になりそうだね」などと話しをしながら、薪の貯蔵場所へ向かいます。

いざ薪の選定と積み込み

薪置き場も三方向がしっかり金属製の倉庫用の資材で覆われているため、雨風にさらされない保存状態です。でも薪の乾燥のために通気はしっかり確保されている風でした。

軽トラを後ろ付けして、そこから薪をいただきます。

「こっちが一年くらい乾燥しているミックス的なもので10000円、こっちが広葉樹系メインで、二年くらいしっかり乾燥させてるから12000円」といわれどっちでもいいよ、ということだったので、12000円のほうを選びます。

完全に問題なく乾燥している薪を使いたかったので、この保存状態と管理体制なら、もうどちらでもいいなと思いましたが、よりいい方を選ばせていただきました。薪も相当太くていい感じです。

前回のことがあったので、薪を実際見て、状態が気になるようなら含水計と斧を持って来ていたのですが、前回経験したような不安要素は一切なかったので、一生懸命軽トラにどっさり積ませていただきました。

「いっぱいになるまでいいものだけ選んで積んでね、いらないのがあったらその辺にほっといて」

などと気前のよいことを言いながら、積み込みを手伝ってくれました。

少し小雨が降って来ましたが、とてもいい薪に出会えた嬉しさで全く雨は気になりません。

どっさりつんで、料金を支払い、帰りました。
年末の忙しいタイミングに対応してもらったわけですが、帰り際に「年末年始のいい小遣いになったよ」という感じで、とても愛想よく対応してもらい、気分もよかったです。

1立米・・・軽トラ1杯分くらい、がこの感じです。

軽トラ1杯1立米

という単位が割とよく言われる量です。

多分、ちょっと盛りめにくれたので、少し多いかもしれませんが。

厳密な立米は密度や隙間なく詰めるかどうか、などで量は変わるため、あくまで薪の量を測るときの目安的な指標ですね。

割れてるって素敵

すでに割ってある薪を買って来たので、当たり前なんですが、割れている薪って素敵です。

買ってきて、今から割らなくていいんです。

薪割は面白いですが、そこそこ重労働です。汗もかくし、気を抜いてふざけてやってると怪我もします。

12000円で割れている、しかも薪も綺麗だし、質も抜群。

こういう薪がいい薪なんだな、というのを噛み締めながらストーブにくべました。

乾燥度合いも、10%以下、煙も臭いもない、どうだ!とばかりに薪ストーブの暖かさを享受しました。

というわけで、星5つ★★★★★です!

 

とても良い薪だったので、たくさん使いました。

後日ご近所さんにあった際に聞いてみても、もう臭いなどはしていない、とのことでした。

でも冬を越すほどには量が足りませんでしたので、もう一軒、購入に至ることに。

 

次に続く↓

【品質評論4】春までもう一声の薪/ ★★★☆☆  星3つ

 

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