前回の作業で小屋に窓がつきました(「ガレージに小屋をDIYで作る:10〜開口部にポリカーボネートで「窓」をこしらえる」を参照)。
窓と扉がついたことで、小屋内は一気に快適さを増しました。
これまで上が空いてたり、入り口の壁がない、など、「外」と変わらなかったので、道具を置いていても風で舞う砂埃で汚れだらけ。
でもきちんと壁ができたことで、道具の保存性が一気に増しました。
道具の片付けがいがあるってもんです。
そとからみたら、一応内壁材となるOSBボードがむき出しで見える「木の小屋」風ですが、完成イメージはうちのワンダーデバイスの小型版「小デバイス」的なハコ。
いよいようちの小屋が”サイディング武装”します。
まずは、基礎パッキンの穴フザギから「網戸の張り替え用シート」を使用
壁を貼り付ける前の準備で、基礎ブロックと骨材の間に挟まっている「基礎パッキン」というのがあります。↓こういうやつです。
直接木が基礎ブロックに乗ると、雨などの際に湿気がたまり、木が腐りやすくなります。
それを軽減するため、硬っったいプラスチックでできているパッキンを挟んでいますが、これに通気のための穴が結構空いているため、いつもブロックをよじ登ってきた”ヤスデ”や”アリ”が結構な軍勢で小屋内に侵入しています。これを塞ぐには”壁取り付ける前の今!”なんです。
壁の外から、このパッキン目がけて「網戸の張り替え用シート」を”ねじ止め”と”シーラント”で無理やり貼り付けていきます。
網戸シートなら結構なサイズで安く手に入るし、通気口をふさぐのも嫌だったので、これを採用しました。
細く切って、ビスで仮止めしてからシリコンシーラントで隙間なく貼り付けていきます。
これは多分もっと別のやり方があったんでしょうが、まあ安くできたし機能的には十分なものになったのでよし。です。
そしてさらに、このネットを覆うように、水切りをつけます。
これをつけることで「風が吹いてきて、土埃が入りたい放題状態」をだいぶ解消することができました。
基礎コンクリは勾配が付いているし、上物のOSB壁材も均一にくっついているわけではないので、
どうやって地面から同じ高さに取り付けていくか、ということにだいぶ悩みました。
最終的には「水平だけ担保すればいいか」とあきらめてちゃっちゃと作業を進めます。
さあ、やっと壁材!の前に正面の見栄え施工
壁材はガルバを切断しながらなので、金属加工が大変そう。
なので後にして、まず正面の木材貼り付けから。
材料はうちを建築したときのあまりで大量にある、室内壁材。
パネルになっていて板状になります。風合いもいいのでこれを使用しました。
まず防水シートをはりこんで、その上から押さえるように壁材を貼り付け。
この調子で全面的に貼り付け。
板を張り込んだら、養生して塗装です。
面構えがぐっとよくなりました!
次はいよいよ壁材ですが、防水シートの貼り込みも忘れずに同時進行です。
素人でもそこそこなんとかなった”ガルバリウム・サイディング貼り付け”
さていよいよガルバ壁材の貼り付けです!
今回手に入れたガルバの量が”ピッタピタ、ちょうど足りるか足りないか”くらいだったので、ミスれません。。
慎重に設計し、どの板材の切断残りが「どの部位」と「どの部位」にハマるか、などを絵に起こして作業しました。
なんせこの小屋は正面から背面に向けて勾配があります。
なので、水平に切断したのでは合わずに不恰好に。。
慎重にイメトレをして切断、いきます。
数日にわけて全面貼っていきます。
慎重に長さを都度測って現場合わせ、の繰り返し。
電源のホースも避けて、切った片を再度入れて。
なんとかはりこめました。
実際はかなりの時間をかけてますが、その辺は割愛です。
写真上の「防水シートが見えている部分」については、もともと木材でコーナーを作る予定の箇所です。
そのうちこれについてもお目見えすることになるでしょう。
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして。千葉に住む門山と申します。
ガレージ車庫のブログ見ました。オンデュリン波板を使い車庫を作りたいんですが知識がなく色々調べています。車庫の基礎は束石にツーバイ材を使い束柱を建てるのが基本なんでしょうか?
束石を使わず柱を深くまで埋めモルタルで固めたほうが素人的には強度ありそうに感じるんですが?!
コメントありがとうございます。(返信おそくなり失礼しました)
市販されている通常のガレージなどはおっしゃるやり方で作られていると思います。ただブログ見ていただければおわかりのように当方も素人ですので、確実なことは言えません。
ですが、参考までに。
プロに聞いた話では、地中に埋めた支柱も地中でモルタル等で固め、「根を広げる必要がある」とのことです。
束石の使い方としても結局穴の中で束石と柱をモルタルで固めますし、やっていることはそこまで違わないのかもしれません。