ハナです。
家族で出かける日の朝はいつもバタバタ。
朝ごはん、お皿洗い、子どもの着替え、子どもの髪を結ぶ。洗濯に掃除機。あげればいっぱいある。休日でも平日でもやる事はいっぱいだけど、特に出かける日は時間がなくてバタバタバタバタ。
あと30分!
あー、掃除機は諦めようか…。
ちょっと!今からそんなにオモチャ出すの⁉︎
ウタさん!車に荷物積んで!ベビーカー積んで!
とにかく必死。
救世主現る‼︎
そんな忙しい朝に救世主が現れました♡
“小さいお母さん”
長女に片付け終わったら手伝って〜というと、ササッと片付けて渡された掃除機でせっせと家中掃除機かけてくれました!
しかも「ママ〜ママ〜」と叫ぶ次女に「どうしたの?小さいお母さんだよ〜♪」と声をかけてあやしながら!
本当にお母さんみたい!
その後もキッチン、リビング、子どもべや。掃除機をかける小さいお母さんの後を次女はテクテクついていく。
おかげで私は自分の着替えやら支度ができて大助かり♡
洗濯機に願いを☆
掃除機を一通りかけ終え
「掃除機の後はなにをする?」と小さいお母さん。
「じゃあ洗濯回してもらおうかな!」
蓋を閉めてボタンをピッ!
「綺麗にしてね♡」と洗濯機にお願いする長女。
洗濯がぐるぐる回るのを見つめる長女を見て大きくなったなぁとしみじみ思う。
長女がまだ1歳になる前。こんな風によく洗濯機がぐるぐる回るのをみてたのを思い出す。
いつのまにかこんなに大きくなった。
妹のお世話やお母さんのお手伝いができるくらい立派に大きく。
でも、時々思う。
まだ4歳。
なんでもできるようになったけど、まだ4歳。この世に産まれて4年。できないことがあって当たり前。甘えん坊な時があっても当たり前。怒りん坊、泣き虫でも当たり前。それを忘れちゃうと時々「なんでできないの⁈」と怒りたくなる。「いつもは出来るでしょ⁈」と怒りたくなる。でも、いつも頑張ってる。毎日全力で4年間生きてきた。だからそれを忘れずに毎日を過ごさなきゃって。
娘の成長を感じている横で長女が
「お母さんてやる事いっぱいだね。忙しいね。」
「掃除機かけて、洗濯して、ご飯作って、お皿洗って、いっぱいいっぱいやる事あるね!すごいね。ありがとう!」と。
そんな素敵な言葉をかけてもらえるとは思いもよらず、朝からなんだか嬉しくなりました♡
“小さいお母さん”は魔法の言葉
長女の“小さいお母さん”姿に、自分の子どもの頃を思い出しました。
私は4人姉弟の上から2番目。
よく「お姉さんでしょ!」とか「お姉ちゃんだから」という言葉で小さい頃に我慢をした記憶がある、だから我が子には「お姉ちゃんだから」とか言わない。もしくは「お姉ちゃん」という言葉を使わない。という事を聞きます。
でも私にとっては「お姉ちゃん」は褒め言葉でした。
ぐんって大きくなったようで嬉しかった。
だから、娘にもお姉ちゃんって嬉しい事だと感じて欲しくて「お姉ちゃん」って使うし、それがポジティブな伝わり方をするよう心がけています。
そして私にとって褒め言葉最上級は
“小さいお母さん”でした。
お母さんが大好きで、お母さんみたくなりたかった私は、エプロンをしてお手伝いしたり、弟の面倒をよく見ていました。
お手伝いも弟の面倒も好きだったからやっていたけれど、それでも
「小さいお母さんみたいだね」と褒められるとすごくすごく嬉しかったのを覚えています。
手伝いが大好きな我が家の長女も、あの頃の私と同じ。時々一緒に料理をしたり、掃除をしたり。立派な“小さいお母さん”。
そして自分で「小さいお母さんだよ」と口にする事で、力と優しい気持ちが湧いてきなんでも出来る気がしてくる。
だから“小さいお母さん”は魔法の言葉。
良く晴れた日曜日の朝、小さいお母さんの大活躍で、無事にお出かけに出発‼︎
ありがとう♡小さいお母さん♡
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